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2020.10.21(水)

【コラム記事】海釣りから考える地球温暖化について

海釣りから考える地球温暖化について

海釣りというと、広大な海を背景に堤防や磯場、砂浜、船などから魚を釣るというイメージがあると思います。

実際に、休日に出かけて広大な海で海釣りをする人は多くいると思います。

そこで今回は、海釣りから考える地球温暖化についてご紹介したいと思います!

海の状況について

年間を通して海釣りでは四季ごとによる気候、天気、風の強さ、海水温、気温、潮位などの気象状況や海の状況が変化しており、季節ごとに釣れる魚類も異なっています。

一般的な傾向としては、海の水温が低くなると、魚類の活動は鈍り、温かい海域に移動していくものもあります。

しかし、近年の地球温暖化の影響により、海水温が上がり、越冬できるようになったことで、熱帯地方でしか生息しない魚類が、日本の海域まで生息域を拡大しています。

去年の秋口から沖合でしか中々釣れないブリなどの大型青物が多数接岸し、多く釣れているという話や、釣り好きの職員から、夏場から秋の始めの気温が高い季節にしか釣れないと思っていた魚類が冬の寒い時期に釣れたという話を聞いたことがあります。

なぜ、季節じゃない魚が釣れるのか?

その季節にあまり釣れない魚が釣れる理由として、海水温の上昇により、冬に南下する魚類がそのまま残っていることなどが考えられます。

また、海水温の上昇には、地球温暖化が深く関わっているとされています。

地球温暖化により海水温の上昇が起こり、魚類の生息域や季節、旬の時期(比較的その魚が釣りやすい時期)も変えていると考えられます。

今の子供たちが大人になるころには、今まで見なかった魚がたくさん泳いでいるかもしれません。

最後に

いかがだったでしょうか?

今回のブログでは、海釣りから考える地球温暖化についてご紹介しました。

みんなが住みやすい環境の維持を心がけていきたいですね。

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