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【溶接ヒューム測定】濃度低減措置について
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2022.08.23(火)

【コラム】ふたたび注目されるようになった換気について

換気2

以前にも当ブログで換気について書きましたが、コロナ第7波が拡がる中でふたたび換気が注目されるようになってきました。

※換気のブログについてはこちらを参考にしてください。

令和4年7月14日に新型コロナウイルス感染症対策分科会が、「感染拡大防止のための効果的な換気について」と題する提言を出しました。

その中でもやはり「必要な換気量を確保するため、二酸化炭素濃度を概ね1,000ppm以下に維持」と換気が強調されています。

※ppm…100万分の1である表す数値

そこで今回は、当社の二酸化炭素濃度を測定してみましたので、その結果についてご紹介したいと思います!

二酸化炭素濃度測定

今回は、当社内にある3部屋で空気中の二酸化炭素濃度を測定しました。

測定箇所

①…分析室・分析室につながる事務所A
②…食堂(人数制限をしている)
③…事務所B(常時6~7人)
社屋の地図

測定には検知管を使用します。

検知管

対象ガスを吸引した際、色の変化でガス濃度を測定することができます。

換気2

 

測定結果

測定結果は、以下のようになりました。

①分析室・分析室につながる事務室A 約400ppm
②食堂(人数制限をしている) 約600ppm
③事務所B(常時6~7人) 約1200ppm

 

換気1 文字入り

分析室は有機溶剤等を使用するので、ドラフトチャンバーで強制排気をしていてほぼ外気並みの濃度でした。

分析室に比べ事務所Bは、やや高い濃度でした。

そこで約10分間、対角線上に窓を2カ所少しだけ開けて、人の居ない方の窓に扇風機を外向きに稼働させました。

事務室

その結果、室内の二酸化炭素濃度が1200ppmから「800ppm」に下がりました。

短時間の換気でもちょっとした工夫で、効果があることがわかりました。

最後に

いかがだったでしょうか?

今回は、当社の二酸化炭素濃度測定とその結果についてご紹介しました。

皆さんも室内の空気環境が気になりましたら、ぜひ当社までお問い合わせください!

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