【水質分析】ご依頼方法から報告書までの順序について
水質汚濁防止法、下水道法、建築物衛生法などの法律により、工場・事業場からの排水、特定建築物の飲料水など様々な種類の水に対して水質基準が定められています。
※水質汚濁防止法についてはこちらのブログを参考にしてください
水質基準は守らないと人間に対して健康被害が出るものや、環境汚染につながるもの、賠償責任を問われるものがあります。
しかし、水質分析を行っていない、法改正などにより新たに行うことになった場合、どのように分析項目を決めるのか、どのような方法で行うのかわからない方が多いと思います。
そこで今回は、当社が提供する水質分析のご依頼から分析結果報告書をお渡しするまでの順序についてご紹介したいと思います。
水質分析は、東海地方の工場を持つお客様や、サンプル容器を郵送していただくことで、遠方のお客様にも手軽にご利用いただいています。
1.水質サンプルの採取
水質分析をご依頼いただきますと、お客様と打合せを行ったのちに採水に伺います。
採水方法その1 当社技術者が採水に伺う
採水時には当社技術者が訪問し、調査対象となる水をサンプルとして持ち帰ります。
採水方法その2 お客様自身での採水
お客様自身で採水していただき、分析サンプルを郵送にて当社にお送りいただきます。
採水方法については、当社技術者が事前に説明させていただきます。
ご希望があれば採水時に使用する専用のビンをご用意させていただくことも可能です。
2.分析
採水後は、当社の分析室で水質分析を行っていきます。
分析方法
複数ある分析方法の中から
- お客様の目的
- 分析対象となる水の種類
- 測定対象項目
などから分析サンプルに見合った分析方法を導き出していきます。
分析にかかる時間は、分析方法により数時間〜数日間など様々ですが、この道のスペシャリストが正確に分析いたします。
3.分析結果提出
分析した結果データは分析結果報告書としてまとめて、お客様の元に提出いたします。
分析結果報告書とは
結果データや分析方法などが表記された報告書となっております。
4.アフターフォロー
報告書をお渡しするだけでは、
- どの数値を見れば良いのか?
- 帰ってきた結果に、対処する必要があるのか?
など、戸惑われるお客様も少なくはありません。
私たちは、そういった疑問にお応えできるよう、報告書のわかりやすさ、そしてアフターフォローまで、お客様に寄り添って対応させていただいています。
最後に
今回のブログでは、水質分析のご依頼から分析結果報告書お渡しまでについてご紹介しました!
水質分析について、ご相談などがありましたら、お気軽にお問い合わせください。